わたしのすきなもの備忘録

内向型の30代です。思わず誰かに「これすごくいい!」「感動した!」と言いたくなったもの・ことを自由気ままに綴ります。

今の会社を辞めるか、本気で悩んだ時に読んでほしい話

こんばんは。

 

現在、新卒以来同じ会社に勤め続けて11年目の私ですが、これまでにあまりに辛くて何度も本気で会社を辞めようと思ったことがありました。

 

一度は転職先も決めて(内定をもらいました)、上司に「辞めます」と正式に伝えたこともあります。

 

そんな私が、当時のことや、今思っていることを赤裸々に話します。

お伝えしたいのは、どちらが正解か、ではなく、どう対処すべきか、についてです。

 

今まさに会社を辞めたいと思っている人や次の会社の目処がたったけど本当に辞めていいのか迷っている人の参考になれば幸いです。

 

 

目次

1.入社〜転職を決心するまで

2.転職活動と退社宣言まで

3.結局辞めなかった理由

4.辞めずに働き続けた5年間で、考えていたこと

5.現在、振り返り「辞めなくてよかった」と思う理由

 6.まとめ

 

1.入社〜転職を決心するまで

 

リーマンショック前だったこともあり、学生なりに真剣に考えて行きたいなと思った企業のうちの1つに就職することが出来ました。

 

自分をアピールすることが昔からとにかく苦手で自己評価も低くて、更に人間関係も不器用だった私は、学力こそ人よりあったものの就職活動はとにかく苦労したので、帰りの新幹線で内定の電話を頂いた瞬間は心臓が震える程嬉しかったことを覚えています。

 

そんな私だったのですが晴れて入社してみて、周りを見渡しても目標にしたいと思える人が見つけられず、はたと仕事へのモチベーションが急降下

 

仕事に対して謙虚に真面目に頑張ろうという気持ちがどうしても湧かず、仕事はほどほどで結婚したら辞めようかな、いやどうせなら自由度が高そうな起業もありかな、などゆるふわ思考に陥ってしまいました。

 

一方で、真面目で完璧主義な上に若気の至りでプライドが高かった私は、ゆるふわな気持ちを心に秘めつつも、徐々に増えていく業務を黙々とこなしていました。

 

気がつけば終電に乗り遅れてタクシーで帰る、毎日残業が続いて36協定超えることもしばしば、そして週末の仕事持ち帰り。

 

そんな日々が3年ほど続き、疲労から体調を壊してしまいました

※当時の体調についてはまた改めて書きますが今回は割愛します。

 

もともと没頭すると生活がなくなるタイプなので、食生活も乱れ、無理がたたったのですが、一人暮らしだったことで家に帰ってもうまく気持ちが切り替えられなかったのですね。

 

会社であった嫌な出来事、苦手な上司のことが家に帰った後も忘れられず、

「つらい>>>>楽しい」という日々に嫌気がさしました。

 

2.転職活動と退社宣言まで

 

「会社辞めよう」

 

当時は会社の花形部門で学生時代からやりたかった業務に携われていたのに、私は以下の3点から、辞めるべき、と捉えました。

 

思ったより雑用が多く頭脳労働の比率が低かったため面白くない

 

目指したいと思える人が見つけられなかったし、同期や周りの若手〜中堅とも考え方が合わなかった

 

労力の割にお給料や評価などの報酬が低かった

 

そこで、これらを解決してくれる会社を探し、エージェントから紹介してもらった会社とご縁があり内定をいただけました

 

私と同じような理由で転職してきた人がたくさんいる会社だということと、お会いした先輩方も尊敬できそうだと思えたことが決め手となりました。

 

しかし、その後、本当に良いのだろうか、、、という迷いが生じ始めました。

 

散々悩んで決めたはずなのになぜこうも優柔不断なのかと自己嫌悪に陥りながらも、

後悔しない結論を出すために悩みに悩みました。

 

3.結局辞めなかった理由

 

「転職が良い判断だと自信を持って言えるほど、

 私はまだ自分の判断力にも社会を見極める力にも自信がない。

 だったら、判断に自信が持てる日が来るまでは行動しないことにしよう。」

 

これが、私が ”辞めることを辞めた” 一番の理由です。

もう少し正確にいうと、自分が心から納得できる、自分なりの判断基準が見つかったから、それに忠実に従ったということです。

 

また、社会人として体調管理・メンタルコントロールなども十分に身についてないという自覚があったので次の会社で体調を壊してしまったら笑えない・・・、という恐怖心もどこかにありました。

 

非常に慎重派な考え方ですよね。でも、私にとってはこれは良い決断となりました。

  

しかし、決断のタイミングはひどいものでした。

 

当時の上司に退職の意思を伝え、ランチに呼ばれて引き止められたあと、それでも「辞める意思は変わらないので役員面談に進みます」と伝えた後の役員との面談の30分前でした。

 

つまり、役員面談が決まった後に、迷いが生じ始めたのです。

 

面談の数日前から吐くほど悩みました。

 

そして面談30分前「どうしよう…もうどっちでもいいから納得いく答えがほしい!

 

と思った時に、浮かんだのが冒頭の言葉だったのです。

 

辞めるの辞めよう、と決意し、

役員面談の前に上司に電話で伝えて、ことなきを得ました。

 

もちろん、多少のお小言はありましたが、温かく私の決断を受け入れて下さいました。

 

 今となってはいい思い出ですが、これを読んだ方にはぜひ後々の「働きやすさ」を考慮し、本当に納得してから「辞めます」と伝えましょう。

(こんなひどいタイミングで再び悩み出すような馬鹿は私くらいかもしれませんが)

 

4.辞めずに働き続けた5年間で、考えていたこと

 

その後は、以下の2点を常に念頭に置いて仕事に没頭しました。

 

・一度は辞めると言った私を温かく受け入れてくれた会社に、

 まずは恩返しになるような成果を出そう(例えどんなに辛くても)

・ 次に辞めるのは、本当に自分の決断に自信を持てる時にしよう

 

そう思ってひたすら5年間頑張りました。

 

一つ目については、その後も辛いことは本当に何度も何度もありましたが、なんとか会社の資産となるような成果を出すことができました。

 

きっと私の場合は「恩返し」という私なりの仁義が動機となったため、辛いことがあっても、本当に大事なことから目を逸らさず取り組めたのだと思います。

※仁義なんて意識したのは、後にも先にもこのときくらいだと思います^^;そんなキャラではないので。

 

そして二つ目については、より具体的に言い換えられるようになりました。

 

「次に辞めるのは、会社で何かの分野で一番になり、辞めることになれば心の底から惜しまれ、新しい会社にどうしても来て欲しいと言われるようになってからにしよう」

 

 

現在はこの二つ目を目指して頑張っています。

 

5.現在、振り返り「辞めなくてよかった」と思う理由

 

実は会社を辞めると言った時に上司に言われた言葉が、まさにこのタイトルの答えなのです。

 

「この3年間だけでこの会社のことを判断して欲しくない。

 色々な部署があって色々な人がいて、これからもっと色々な経験ができる。

 いい経験をしたな、と〇〇さんが思える日が来るまでは、辞めないでほしい。

 私も入社してから10年くらいは本気で辞めようと何度も思ったけど、

 色々な仕事を経験させてもらっているうちに、

 この会社が本当にいい会社だとわかるようになってきた。

 だから私は辞めなくてよかったと今は思ってる。」

 

当時は全く心に響かなかったけれど、入社して6年目あたりから(私の場合)、そう思えるようになってきました。

 

「辞めるの辞めます」宣言をした後、私も、できることが増え・周囲からの信頼も高まり、メンバーの入れ替えもあった中で、任される仕事の質も高まり、徐々に楽しいと思える日が増えてきました

 

あの時辞めなくてよかったなー。と心から思えるようになってきたのです。

 

また、時代が変化し会社も変化してきて、少しずつ私たち世代にとって働きやすい職場環境になってきたな、とも思えます。

 

会社は今も現在進行形で進化しています。

 

今は、この会社の未来を見てみたい、この会社にいたら面白くなりそう、とすら思っているのだから、本当に分かりません。

 

6.まとめ

 

この記事で伝えたかったのは、「自分が納得できる決断が出るまで考え抜く」ことが大事だということです。

人生には正解もないし、決断内容は千差万別。

同じ決断も、ある人にとっては幸せにつながっても別の人にとっては失敗だったりするかもしれません。

 

だからこそ、自分が出した答えそのものに自分が本当に納得できているかどうか、が重要なのだと思います。

 

今自分の経験を振り返ってみて、「たとえ決心した結果がどうなっても、自分の決心に責任を持てたら、その先の人生も必ずやっていける」と思うようになりました。

 

自分に責任を背負わせることで、より強くなれる。

 

のでしょう。

 

この話は全て一個人の経験であり、完全なる事実です。ですがあくまで私の場合は、また私の会社の場合は、ということなので、全ての人に当てはまるわけではないです。

 

この体験を書くことで、改めて自分の人生を振り返ることができて楽しかったです。

 

この記事が、誰か若い人の決心を後押しするきっかけや、悩みが解消されるきっかけにになれば幸いです。